完璧な友人の完璧な結婚

先日、とある友人がかねてより交際していた年上の医師の男性と結婚をしました。

友人は医療関係の仕事をしていて、総合病院で働いています。

仕事場で出会った彼と昨年入籍をし、つい最近結婚式を挙げられ、そこにご招待頂いたので喜んで参列させていただきました。

彼女は昔から美人なのに気取らず、お嬢様なのにそれを鼻にかけず、かといって弱くはなくきちんと自分の軸を持ち、とても賢く頑張り屋さんで、誰にでも優しい女神のような子です。

ですがその全てを持ってしまったが故にたくさん苦労もしているようでした。

主に同性からの妬み嫉みでした。

突然避けられたり、有る事無い事見えるところでも言われるようになったり。決して他人に不快な思いをさせるような子ではないのに、何が気に入らなかったのか一定数の女子たちから嫌われてしまっているようでした。

私は結構図太いのでそういうのは気にならないですし、むしろ醜い行動に自ら走るような女子たちを哀れとすら思ってしまうタイプですが、彼女はそうではなく、ひどく落ち込んでしまう性格でした。

しかしとても負けず嫌いな面もあり、理不尽で彼女に非がないようなことで先生に怒られた際は悔し涙を流していることもありました。

きっとすぐ落ち込んでしまうのも、泣くほどまで怒るのも、彼女の心が真っ直ぐで透き通っているからでしょう。私はひねくれているので真逆です。笑

彼女は私がこの人生で出会った女性の中で最も完璧という言葉に近く、とても尊敬していますし、自慢の友人です。

そんな彼女が最愛の人を見つけ、私に紹介をしてくれて、数年後108本の薔薇と共にプロポーズをされ『本当に嬉しい、すごく幸せ』と報告をしてくれました。

プロポーズされるまでの間はそれなりに喧嘩もしていて、別れそうになったこともあったみたいでしたが、彼女は恋愛面は普段サッパリしていたのにその彼においては今までと少し違いました。

喧嘩をしていても、どんなに嫌な思いをしていても、別れたくないと頑なに言っていました。

これが本当に愛してるってことなのかなと思いました。

そんな相手から結婚してほしいと言ってもらえるって、一体どんな喜びなんでしょうね。

完璧な彼女は、完璧な愛までも手に入れてしまいました。

すごく嬉しくてお祝いしたい気持ちでいっぱいの反面、少しの寂しさもありました。

結婚式での彼女は、いつものさらに数億倍美しかったです。後光というか、発光してました。

彼の視線も終始彼女が愛おしくてしょうがないという目線で、これだけ愛されているのなら安心して彼女を任せられるなと安心しました。

やんごとない家系に生まれた彼女と医師の結婚式、他の参列者はとんでもなく偉い方々が多く、正直場違いだなとすら感じました。

しかし、彼女の歴史の中で最も輝いているであろう時間を私が共有できたことは大変な名誉であり、友人として、とても誇らしかったです。

彼女は私に、自分と一緒にいてくれてありがとう。友人関係でとても辛いこともあったけれど、あなたのおかげで立ち直ることができた。これからもずっと友人でいてほしい。

そういってくれました。

涙が出ました。

今も出てます。

当たり前だーーーー！！！って感じですが、むしろ私は、私が必要なくなるくらい旦那さんに愛されて、私を忘れるくらい幸せになってほしいと思います。

とんでもない規模の、上流階級の結婚式に参列できたのはとてもいい思い出ですが、自分には一生できないなと、格の違いを実感しました。笑

私は彼女のように美女ってわけでもないし、実家も大して裕福じゃない。教養も人並みですし、車も、大きな家も、名誉や社会的地位もない。

独身生活絶賛謳歌中のそんな私がいつか結婚する日、したいと思える日が来るとしたら

彼女のように心から愛し、一生一緒にいたいと思える相手だったらいいなあと思います。

まあまだまだ先になると思いますし、そもそもそんな日が来るのかは謎ですが！笑

以上、結婚式参列レポでした☺️笑

来月ももう一件あるぞおお！！笑